マーケティング

多業種に使える!高額商品の作り方マニュアル

あらゆる業種に使えちゃう!
単価数十万円以上の高額商品の作り方

 

ビジネスの基本として、
単価の安い商品を多くの人に売るより、
単価の高い商品を少ない人数に売るという鉄板ルールがあります。

既にこの理屈は分かっている方も多いはず。

だけど、
実際にそれをやるとなると最初に立ちはだかるデカい壁が、

『高額商品作り』です。

大きな壁が前を塞ぐ|進めなくなる人物|フリーイラスト素材|商用OK - 人物イラスト|無料素材

高額商品を作るとなると、
『そんなものが自分に作れるのか…?』と怖気付く人も多いと思うんですね。

そう。
これは誰しもが通る壁なんですね。

今回はその壁を乗り越えるための、
高額商品作りについてをお伝えします😊

 

ステップ① ペルソナ設定を書き出してみよう

商品作りとなると、
いきなり商品を作ろうとする方が多いんですが、
その前に1つやって欲しいことがあります!

それが「ペルソナ設定(ターゲット設定)」ペルソナとは? ターゲットとの違いと設定時に用いる要素を解説 │ Yahoo!広告

ペルソナ設定というのは、
自分の理想のお客様を一人に絞った人物像のことを言います。

ペルソナ像をあらかじめ設定していない場合では、
ターゲットが定まらず、思い通りの集客に結びつかない可能性が高まります。

たとえば、
どの年代なのか、
何が目的でその商品に興味を持ったのか、
ペルソナが目指す目標はどこにあるのかなど、
具体的な設定をしておくということです。

そして、
この設定をしておくことで商品の宣伝方法が定まり、
より効率的に集客できるようになります。

ちなみに、
ペルソナ設定には絶対の正解はありません。

決めていなかった方は軽い気持ちでいいので一人設定してみてくださいね✨

こんなお客様が来てくれたら最高に嬉しいな💓
そんな風に思える最高の1人をペルソナ像にしてみましょう👍ペルソナ分析でひもとく、マーケティング戦略

その上で、
そのペルソナの「現状(スタート)」と「理想(ゴール)」
について考えてみます。

このようなペルソナ・現状・ゴールは、
お客様のことを理解するために絶対に必要なポイントになります!

なので、ぜひ紙に書き出してまとめてみておいてくださいね✨

書き出すから次が出てくる 頭の中だけで考えないアウトプット

ステップ② ゴールの先に得られる「感情」を明確化

たとえば。。。

「子どもの頃ピアノを習いたかったけど不可能だった大人の女性」がペルソナだとして、

「大人になってお金や時間に余裕ができたから、ピアノを習ってみたい」が
現状(スタート)だとします。

そして理想(ゴール)が、
「両手でピアノ弾けて、楽譜が読めて、ペダルを踏めるようになること」
というように設定してみてください。

この時に、
ゴールを達成した時に得られる「感情」についてもイメージしてみましょう!

人がお金を出すのは、
「ピアノが弾けるようになるため」という目的もあるんですが、
一番の目的はピアノが弾けるようになった後の感情を手に入れることなんです。

・子供の頃からの夢が叶って最高に嬉しい!
・自分の指先が美しいメロディを奏でることに感動!
・好きな音楽を自分で表現できて幸せ!

などなど✨
両手でピアノを弾けるようになった時に感じる感情が本当の目的です。

ピアノを弾く女の子のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

他にも…ダイエットしたい人だったら、

単純に体重を落として痩せたいというよりも、
「スリムになっていろんなおしゃれができるようになった自分に自信を持って、
堂々と人前を歩けるようになりたい」
という気持ちがあったりするわけです。

また、年齢で目立ってきたシミを薄くしたいと考える人の場合では、
「ファンデーションの厚塗りをやめて、素顔でも綺麗な自分でいたい」
という心理が働いていることもあるのです。

このように…
お客様が最終的に何を欲しているのか?

これを自分なりに言語化しておくのです。

これがお客様がお金を払う理由になるのでとても重要な部分です!

 

ステップ③ 現状とゴールの差を埋める商品を作る

このように、
ゴールを達成した後の未来を具体的に見せてあげるようにすると、
高額商品でも買ってもらいやすくなります。

人生を大きく変える商品になるわけですから、
その人にとってプライスレスな価値を感じてもらえるからです!

逆に、
高額商品を作れない人は、
現状とゴールに「差」を作れていないことに原因があります。

今とほとんど変わらない未来しか手に入らないなら、
高いお金を出す必要はないですよね?

そのような理由から、
現状とゴールを明確にするだけでも自然と高額商品が生まれます✨

では早速、
ペルソナが現状からゴールまで辿り着くまでに、
どれくらいの期間がかかるかを考えてみましょう✨

141817m.jpg

ちなみに、
人が変わるためには大体半年くらいの期間が必要とされています。

なのでどんな業種でも約半年くらいの期間を設けるようにしましょう!

3ヶ月、6ヶ月、1年くらいのイメージで作っていくと良いですね✨

今回は半年と仮定して考えてみましょう😊

その半年間の間に、
どんなステップを踏んでゴールに向かっていくことになるでしょうか?ビジネスイメージ―スタートからゴールへ - No: 3939395|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

 

それでは、先ほどのピアノの例で考えてみましょう。

ステップ1:楽譜が読めるようになる

ステップ2:片手で弾けるようになる

ステップ3:両手で弾けるようになる

ステップ4:ペダルが踏めるようになる

ステップ5:課題曲の挑戦してみる

ステップ6:発表会に参加して人前で演奏する

 

👆といった具合で、
具体的な流れをイメージしてみましょう!

要は、
このステップをそのまま商品設計として、
カリキュラムにすれば良いのです!

 

実際に私が主宰しているスクール、
『ライフワーク起業アカデミー』のコンテンツのベースも
公開しちゃいましょう😎

ステップ1:個別コンサルで大まかな方向性を決め、
プロフィールを作成する

ステップ2:ビジネスの基礎を学ぶ

ステップ3:商品作り&市場調査

ステップ4:集客方法をマスター

ステップ5:信頼関係作りをマスター

ステップ6:セールス方法をマスター

 

※この6つのステップの中でInstagramや LINEの仕組み化、
LP作り、マーケティング戦略を実践レベルで落とし込めるカリキュラム。

といった感じで、
ざっくりとこんな流れがベースになっています。

もちろん中身はもっと色々と細かいカリキュラムになっているわけですが、
ベースになる部分はこれくらいシンプルです。

ペルソナの、
スタート(現状)⇨理想(ゴール)に到達するまでに、
必要なこと、マスターしてほしいこと、やってほしいことなどを、
順番に並べることから始めてみましょう😊

ステップ④ 商品価格の決める

最後に、金額の設定についてです。

この金額設定の部分に躓いてなかなか先に進めない方も多いはず。

というのも、
高い=売れないという思い込みを持っている方が結構多いんですよね😂

そんなことはありません。

高くたって売れるものは売れます。

もっと言ってしまえば、
高くてもしっかりマーケティングを行えば売れます!

しかも素人にでも売れるんです!

それを前提に、
初っ端から適正価格を打ち出すことをやってみてくださいね。

例えば、コーチ・コンサルタント系の業種であれば、
半年コースで30万円〜60万円くらいが相場です。

ただ、
自分の職種の場合にどれくらいが相場なのか、
わからない方も少なくないと思います💦

たとえばオンラインのピアノ教室でも、
具体的な金額相場がわからないこともあるでしょう。

そんな時には、別の業種の相場を参考にしてみるのもおすすめです!

たとえば、
英会話教室の受講料を参考にしてみたりというのもおすすめです。

こうやって考えることで、適正な金額設定に近づけることができます✨販売価格の決め方を解説。商品の価値に合う正しい価格設定とは | 起業・創業・資金調達の創業手帳

市場の適正価格と自分の適正価格

 

ただし金額設定では、
「市場の適正価格」と「自分の適正価格」が違うことがあったりします。

たとえば、市場の適正価格で売ってみたら、
多くのお客様が集まって売れすぎてしまうケースがあります。

そんな時には、
自分の適正価格はもっと高めてOKということなので、
値上げしてみるのがおすすめです👍

 

サービスを安価に利用できるというのは、
お客様にとってはありがたいことです。

しかし、
商品が思いのほか売れすぎてしまうのであれば、
提供しているサービスの内容に対して価格を、
安価に設定しすぎている可能性があると考えられます。

ここで、
「いきなり値上げをしたら集客に失敗するのでは?」と不安になるかもしれません。

 

しかし、お客様がサービス内容を理解して価値があると認めた場合では、
値上げしたとしてもそのサービスは売れ続けるのです。

逆に、市場の適正価格で売れない時には、
あえて値下げしてみることで本数が増えて、
売り上げが増えることもあります。

この場合では、
値下げした価格が自分の適正価格として捉えておく必要があります。

このように、
自分の適正価格についても考えてみることが重要です!

お客様の声を取り入れて改善していこう

今回紹介したような流れで商品設計を進めることはできますが、
売り出した後の改善も忘れないようにしましょう!

最初の商品設計では、
自分が考えた情報や集めた情報をもとに、
カリキュラムや金額を作っています。

しかし、正しい商品の答えというのは、
実はお客様が作り出すものなのです。

つまり、
「お客様からの声」を元にして、
商品のコンセプトやカリキュラム、
金額設定に反映してあげるのが大切なのです✨

では、どうやってお客様の声を集めれば良いのでしょうか?

 

実際にお客様からの声を集めるためには、
最初はモニター価格で売り出して、
リアルな声を集めるという方法があります。

モニター価格は、いわゆる”お試し価格”を意味し、
正規の価格よりも安価にサービスを提供することをいいます。

 

つまり、正規の価格よりも集客しやすく、
お客様の声も集めやすいということですね。

 

そして、サービスに対してお客様が満足した場合では、
正規の価格に戻ったとしてもサービスの利用を継続していただける可能性が広がり、
さらなるお客様の声をいただける可能性も高まります!

そうやってお客様の声を取り入れていくからこそ、
お客様の期待に応えられる商品を完成させていくことができるわけです✨

サービスを提供するからには、
販売できなければ意味がありません。

しかし、
自分ファーストでサービスを提供しようとすると、
お客様が置き去りされて、
お客様にとって満足度が高いサービスではなくなってしまう可能性が否めません🙄

提供するサービスは、
お客様に喜んでいただいてこそ、その価値があるのです。

サービスの価値を高めてお客様の満足度を上げたいなら、
あくまでもお客様の声を吸い上げて、
お客様ファーストで考えていきましょう!

 

となると、
商品作りに終わりはありません。

商品は常に磨き続けていく必要があるのです。

 

逆に言えば、
最初から完璧な商品は作れるわけではありません。

まずは今の自分にできることを形にして、
適正価格で売り出すことからスタートしてみましょう。

難しく考えなくて大丈夫です!!

今できる範囲で商品を作ることが最初のステップです✨